まぶたのピクピクと腕の痛み
症状
一か月前から、右まぶたのピクつき、左右の首~背中のコリと腕の痛み、腰の疲労感が気になっている。特に腕を前にあげると特に痛むため、腕を動かすのが辛い。 デスクワークや重いものを持ち上げるなど一日中様々な内容で動き続けている状態で、仕事の疲れが原因ではないかと考えている。 マッサージやお風呂で温めると一時的に良くなるがすぐに戻ってしまうため、根本的に良くなるのではと鍼施術を考えた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年4月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
初診 痛む動作を確認すると、腕を前に持ち上げたときと肘を屈曲して手を内旋外旋したときに痛むとわかった。腕の痛みも肩こりも自覚症状として右の方が辛く、触診でも右側首~肩の硬さが目立った。まぶたのピクつきは首肩こりが影響していると考え触診をすると、後頚部に顕著なコリが見つかった。その部分を緩和するために腰に鍼をしたところ首の緊張が和らいだ。さらに他の首や肩のコリに対して手や背中などツボに鍼をし、腕の動きに関係する部分にも施術をした。 首の可動域がよくなり、腕を挙げても痛みがなくなったことが確認できた。 2診 初診から2週間後、まぶたのピクつきはほとんど無くなり首肩こりも無くなりとてもラクに過ごせるようになっている。腕はリュックを背負う時、腕を後ろに回した時のみ痛むようになった。 3診 腕はまだ痛むが激痛はなくなっている。2診と同様に施術をしたところ、痛みが大きく減ったため終了とした。
使用したツボ
まとめ
首~背中の緊張がまぶたや腕の動きに影響を及ぼしていた。 初診の際はまぶたと腕の動きというピンポイントの辛さに加えて、全身の疲労感があるという訴えだった。全身をみて肩全体の緊張をとり、原因となるコリを見つけることができたのが改善につながった。
担当スタッフ