運転席から降りるときの鼠径部の痛み
症状
原因は思い当たらないが、運転席から降りるときに右側鼠径部が痛む。 全身疲労や肩背中のコリ、足のむくみ、右お尻~大腿の違和感などで半年前も通院されており、今回の痛みで再度ご連絡いただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2018年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
動作を確認すると、立った状態で股関節を深めに屈曲し、膝を大きく外側へ回した時に痛みが生じた。他の動作やじっとしていている状態では痛みがでない。 もともと首~背中コリ感の自覚症状も強く、触診でも特に右の背中の硬さを確認した。 背中の硬さは大腿の動きに関係している。膝を大きく外側へ回した時は内腿がつっぱるため、内腿の状態をよくするために背中と膝のツボに刺鍼をした。 「少し残るけど、来院した時に比べると全然違う」という状態になったため終了した。 一週間後に痛みは無くなっているとご連絡をいただいた。
使用したツボ
まとめ
股関節の大きな動きで痛みが生じていたが、痛みがある部分が恥骨に近い部分であったことと、仰向けでの同様の動作では痛みがとても少なくなることを参考にし、股関節以外の原因を考えたことが早い改善につながった。 背中の強い硬さを緩和する事で、内腿の筋肉の動きがスムーズになり症状が無くなった。
担当スタッフ