首肩の症状
来院
2017年4月 40代女性
使用したツボ
外谷R T4(3)R 三陰交LR骨盤回し
頻度
一か月に一回
通院回数
2回
症状
右の肩を辛く感じる
生理中の腰痛 だるさ 頭痛 などもある。ひどいときは市販薬で対応。
施術と経過
初診からの感想。
日が経つごとにどんどん体が軽くなっていった。
2診目(初診から一か月後)一週間に一回あった頭痛が起きていない。
2診の際は、また体の重さや、痛みではないが目のあたりから上が辛いという症状が
起きたため来院。
まとめ
初診から一週間前に左側をひどく寝違えた。
そのため普段は右のほうが辛いということだったが、初診で触れた感じでは左の背中~肩に固さを感じた。自覚症状はすでになくなっているものの、左へ向いた時の可動域が少なかったためその改善と背中全体の緊張をとることを念頭においた施術をした。
2診目も初診の際と同じ場所に首の硬くなっているところがみつかった。
日常を送る中で癖となっているような動作があり、その硬さを引き起こしていると考えられるが一か月の間、不調を感じずに過ごせたことは鍼の効果としてよいと思う。
癖となって、不調を起こしてしまう動作を突き止めたい。
来院
2017年12月 30代女性
使用したツボ
懸鐘R 内谷R 骨盤回し
頻度
2週に1回
通院回数
2回
症状
3w前に寝違え。残りの症状が気になっている。
首~背中の凝り
子育てサークルで一緒になった方からの紹介にてご予約。
寝違え直後よりずいぶんよくなっていて、「残り」という状態が3w続いていた。
施術と経過
もともと首や肩が凝っていたことに加えて、幼稚園~乳児のお子さんの子育て中で抱っこも多いことから手や足への負担を考え鍼をした。
首や肩のコリも強く、背中~肩全体を緩めるように施術をしたところ、痛みは気にならなくなった。
まとめ
急性の症状やその症状の残り、という状態は鍼治療で直後に変化を感じられやすいと感じている。
症状の残りをそのままにしておくことは、再び同じ寝違えをしてしまう可能性も高めてしまう。そのためきちんと治すことはとても大切だと考えている。
来院
2016年5月 70代女性
使用したツボ
後谿R 手三里R 肩甲骨上角R
頻度
月1回
通院回数
2回
症状
屈曲100度 外転90度 で痛みが生じる。
読書が好きで、いつも右を下にして寝転がって読んでいるのが原因ではないかと思っている。
施術と経過
初診
屈曲 外転ともに 150度 まで変化
三角筋の中央部が気になるのが残る
2診
屈曲120度・外転90度 と少し元に戻ってしまった。
腕のツボへの刺鍼で、屈曲・外転ともに130度あたりまでになった。
右腕を前からまわして、左の肩を触る、という動作ができるようになったが
外転の時に三角筋中央のツッパリを感じる。
肩への鍼で、ツッパリを感じずに上まで挙げられるようになった。
まとめ
腕の痛みがものすごくひどい、というわけでなく日常生活が送れるが、可動域が広がることでとても動きやすさを感じていただけた。
来院
2017年5月 岡崎市 40代女性
使用したツボ
後谿R 陽輔R T5(4)R
頻度
月に2回
通院回数
2回
症状
3日前昼ぐらいから急に右の肩甲骨あたりから首への痛みがはしり、
右にほとんど向けない状態になった。
右側屈、右回旋で痛み。
施術と経過
脊柱沿いや肩甲骨縁の緊張が関係していると考え、その部分を緩ませるように鍼をした。肩の痛みが少し残ったが、可動域は左右同じくらいまで改善。
感想は「右にむける!」
可動域が大きく変化している場合、それ以上症状を追って刺鍼をふやさなくても、症状は改善していくことが多いことを説明し終了した。
2週間後の来院で症状が消失したことを確認した。
肩こり、頭痛で施術継続中です。
まとめ
痛みが出た当日にご連絡をいただいた。
都合もあり施術はできなかったが、
痛みがある場所を触れたりもんだりしないように伝えた。
痛みがでてから3日後、ずいぶん痛みの範囲が減ったという状態での施術だったため、炎症も治まっている頃で、特に大きな改善も見られたと思う。
来院
2020年6月 70代女性
使用したツボ
精霊LR T12(3)LR
頻度
1回
通院回数
1回
症状
1歳の子どもをなんども抱っこしたりおろしたりしたあと、背中を動かしたり、寝ていても痛い状態が4日間続いている。湿布を貼っているがあまり変わらない。
施術と経過
痛い部分は硬く盛り上がったようになっていた。
すこし高くあげてあやしたりをしたとのことで、手の緊張が影響していると考え手の甲に鍼をした。
他に全身を確認してみると、背中~腰のあたりまで緊張している部分があったためそこを和らげるために腰のツボに鍼をした。
鍼をとったあと何をしなくても気になっていたのがなくなり、背中を動かしても痛みはないということで終了した。
まとめ
抱っこをしたりおろしたりするときには、腕のみではなく首や背中、腰にまで負担がかかる。抱っこの姿勢や動作によっては足まで全身を確認することが必要である。